2012年8月アーカイブ
厚生労働省が飲食店での牛の生レバーの提供を禁止してから約2カ月。「もう食べられないのか...」と生レバー・ファンの嘆きは深い。「食べる、食べない」を国が法律で規制することに批判の声も少なくなく、「これが前例となり、このままでは卵かけご飯も禁止されかねない」と、日本の"生もの文化"衰退に警告を発する細菌学の専門家もいる。
色とりどりでおしゃれな雑貨が100円~500円で購入できる北欧の人気雑貨チェーン店「タイガー・コペンハーゲン」の欧州外1号店が7月、大阪・ミナミの若者の街、通称アメリカ村にオープンしました。でも、なぜ東京でなく大阪?
宿泊旅行のうち、親を連れて家族旅行をする「親孝行旅」の占める割合が6年連続で増えていることが、旅行雑誌『じゃらん』を発行するリクルート(東京都千代田区)の調査で明らかになった。一方で、「一人旅」も増え続け、特に20~34歳の男性で急増しているという。
インターネットを介して情報を共有するソーシャルネットワークサービス(SNS)。フェイスブックやツイッターは個人だけでなく政府や自治体も積極的に活用している。その中で企業の職場環境向上のためのSNSが登場した。サービスを提供するシステム開発のクレコンソリューションズ(東京都渋谷区)・木村仁社長(36)は、外回りの営業職員と社内勤務の職員の「距離」をなくしてビジネス活性化につなげたいという。

傷がついたり、規格外だったりするだけで、正規品に比べて格安の値段で販売するワケあり商品が人気を集めている。あらかじめ予約して購入する「ワケ待ち商品」だが、サクランボやメロンなどの高級品でも正規品の半額以下で購入することも可能。注文から発送まで時間がかかるが、ワケ待ち商品で、賢く高級食材を楽しむ人が増えている。
転職支援サービス「DODA(デューダ)」を運営するインテリジェンスが、同サービスに登録した人を調査したところ、大卒で職業に就いた人の大半が20代で転職を考え始め、年齢の"ピーク"は24~26歳ごろであることが分かった。性別では男性より女性、職種別では技術系よりも販売、営業、事務など非技術系の方がより早い傾向がある。
カンボジア、韓国、デンマーク。かつて自分が赴任した土地に日本人を案内し、見聞を深めてもらう活動を続ける元外交官がいる。個人のネットワークを生かした独自色豊かなプログラムが特徴で、貴重な体験を通じて日本の姿を見つめ直すのが狙いだ。
この夏、海外でのんびり休暇を楽しむ男性もいるだろう。だが女性たちはいま、「婚活」目的で海を渡り始めている。

住友生命保険は、夏の帰省シーズンに向けて、「親孝行」をテーマにしたアンケート調査を実施、結果を発表した。1年間に親孝行にかける費用は、平均で13万7215円で、最高額は、家を購入した3000万円だった。お金の使い道で最も多かったのは「贈り物」で、48・8%。続いて「食事」21・5%、「帰省」13・6%-となった。
ノンアルコール飲料について、飲んでもよい年齢は「20歳以上」と考えている人が最も多かったことが、第一生命経済研究所(東京都千代田区)の調査で分かった。
調査した宮木由貴子主任研究員によると、ノンアルコール飲料を未成年者が飲んでも法律上の問題はないが、メーカー各社は「本物のアルコール摂取を誘発させる恐れがあるため、未成年の摂取は控えてほしい」との立場だという。
夏休みに家族で出かける際、子供の乗り物酔いに頭を悩ませる人も多いのではないだろうか。特に5歳から思春期の子供は酔いやすく、つらい思いをすることがある。ただ、乗り物酔いは訓練で改善することが可能だ。最近では、防止訓練用の携帯アプリの開発も進んでいる。
日本酒の出荷量が、ピークだった昭和40年代後半の3分の1に落ち込む中、前年比2ケタの伸びを示す地酒がある。山口県岩国市の旭酒造が作る純米大吟醸「獺(だっ)祭(さい)」だ。日本だけでなく米国など海外に進出し、知る人ぞ知る地酒からグローバルブランドとしての地位を確立しつつある。

もはや日本の居酒屋でワインを飲んだから気取っている、とみられる時代ではない。それでもワインを飲むには、漫画「神の雫」のような誌的表現や薀蓄(うんちく)がついてまわる雰囲気がある。ビールは「泡がソフトだ」「喉越しがいい」くらいに言っておけば済む。でもワインの場合は、彼女の前でテイスティングする時、ソムリエに気の利いた答えをしなければと焦ったりしたことがないだろうか。
中国インターネット情報センター(CNNIC)によると、今年6月末時点の中国のインターネット人口は5億3800万人に上り、ネット普及率が約4割に達したことが明らかになった。1997年に始まった同センターの調査報告だが、この15年間でネット人口は860倍以上に拡大しており、中国は「ネット大国」としての地位を確立したといえる。
人気のNHKの連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の舞台、東京都大田区ではお酒やマグカップなど番組関連グッズを売り出して盛り上げを図っています。そんな中、区内の町工場の腕が光るグッズがありました。「梅ちゃんストラップ」です。

「スマートフォン(高機能携帯電話)の使用時間が2倍になる」とうたってダウンロードさせ、勝手に電話帳データを抜き取るアプリ(応用ソフト)が出回っていることが25日、コンピューターセキュリティー対策会社シマンテックの調査で分かった。
厚生労働相の諮問機関である中央最低賃金審議会の小委員会は25日、2012年度の地域別最低賃金の引き上げ幅の「目安」をまとめた。厚労省の試算では、時給で示す最低賃金の全国平均は前年度比7円増の744円に上昇する見通しだ。
五輪の放送権料の高騰が、放送局の経営に重くのしかかっている。ロンドン五輪でNHKと民放がつくるジャパン・コンソーシアム(JC)が支払う放送権料は、一昨年のバンクーバー冬季五輪と合わせて325億円で、次季2大会ではさらに10%増が決定。局トップからは「脱落する局が出てもおかしくない」と本音も漏れる。放送権料の有効活用のため今大会から本格的に始めるインターネットでの生中継が、地上波の視聴者を奪う"もろ刃の剣"となる可能性もあり、放送局側の綱渡りが続きそうだ。
