1972年兵庫県生まれ。O型。関西学院大学経済学部卒業後、1994年山陽放送株式会社に入社。アナウンサーとディレクターを経験し、2000年末に退職。21世紀の始まりとともに上京し、株式会社生島企画室に所属してフリーアナウンサーをするうち、マネジメント業に興味をもち、2002年に(有)マハロプロモーションを設立して独立。産休、育休を経て、2005年にプラネット・ドゥ・プランセス株式会社を設立して人材ビジネスに本格的に乗り出す。1児の母。趣味はウクレレとフラダンス。座右の銘は「風のように、遊ぶがごとく、さわやかに生きる」
※上記プロフィールは取材当時のものです。
「元局アナnet」編集長の小田さん。元局アナウンサーの現状について教えてください。
「元局アナ」って、実は世の中のいろんなところで活躍しているんですよ。フリーアナウンサーをやっている人もいれば、留学して外国語講師をしていたり、お菓子作りの先生になったり、起業して成功していたり・・・局アナって、その地方で有名人になるんですけど、放送局をやめたらその後どうしてるのか、元の同僚にもわからなかったりする。何百倍、何千倍という難関を突破して局アナになった人たちが、毎年いろんな事情で退職して、全国各地だけでなく、海外にも散らばっていく。局アナ時代に積んだ経験やスキル、それに難関を突破するだけの何か(ルックスとか特技)を持った「元局アナ」が、全国に何万人といるんです。
正直、個性は強い人ばかりだと思いますよ。でも、バイタリティに富んでいて、世の中に対して意識も高く、上昇志向の人が多いように感じます。だから、おもしろい人生を歩んでいる人が多いと思うんです。そういう「元局アナ」の人たちに会うと、すごく刺激になります。「私もがんばらなきゃ!」って思わせてくれる。
人との出会いが好きで、いろんなことを吸収して、それを言葉で表現する術を知っている「元局アナ」の人たちの魅力をもっと世の中にアピールしたいし、活躍のフィールドも広げたいと思ってます。そのために「元局アナ」のネットワークをつくって、情報発信をしていきます。目指しているのは「元局アナ」のブランド化!(笑)きっと素晴らしい人材の宝庫になると思いますよ。
(2004/07/11 大田区にて)